2009年08月21日

ベルリン世界陸上男子50km競歩

日本でも生放送はないものの、注目度の高かった50km競歩。
昨年の北京五輪7位の山崎選手はスタート直後から飛び出しを見せ
好調ぶりを見せたものの、それにより審判の注目も集めてしまい
ヨーロッパの選手と技術を比較される格好で25kmで失格となりました。
谷井選手も2番手集団で良い位置をキープしていましたが16kmで失格。
失格者3名のうち、2名が日本勢と今後に課題を残したかたちとなりました。
そんな中、残った森岡選手。20kmと2種目で警告0。フォームはヨーロッパでも通用することを証明し、今後に期待を持たせました。

1.セルゲイ・キルジャプキン(ロシア)3:38:35
2.トレンド・二ーマルク(ノルウェー)3:41:16
3.ヘスス・アンヘル・ガルシア(スペイン)3:41:37
18.森岡 紘一朗(日本)3:56:21
失格.山崎 勇喜(日本)
失格.谷井 孝之(日本)

聞くところによるとレース自体は面白かったそうです。
40km手前まででオーストラリア勢がトップを進みながら
失速し2005年チャンピオンのキルジャプキン(ロシア)が逆転して2度目の優勝を飾りました。
雨上がりでスタート時20℃、ゴールでは22℃までしか上がらなかったにも関わらず、湿度が高く、ゴール後バタバタと倒れる選手が続出しました。キルジャプキンですらガッツポーズができず倒れてしまいました。
2位にはニーマルク(ノルウェー)が入りノルウェーにとってはこの種目、五輪、世界選手権通じて初のメダルです。
3位には93年のこの大会優勝者、40歳の大ベテラン・ガルシア(スペイン)が2001年以来4度目のメダル獲得という、この種目としてはコジェニョフスキー(ポーランド)と並ぶ史上最多のメダル獲得数となりました。

完歩31名中12名が自己新という速いレースながら
先ほども書いたとおり、バタバタと倒れる壮絶なレースでもありました。
posted by WWR at 22:03| Comment(0) | 海外大会

2009年08月16日

ベルリン世界陸上女子20km競歩

世界陸上ベルリン大会2日目。日本の渕瀬選手が快挙を成し遂げました。
日本時間で19時にスタートした女子20km競歩は
終盤後方を一気に引き離したカニスキナ(ロシア)が大会2連覇。
しかも昨年の北京五輪、ワールドカップも制覇しており、
ここ2年間でビックゲーム4連勝という力の差を見せ付けました。
男女の20kmはともにロシア、しかも北京五輪の優勝者が続けて優勝するという勢いと実力が発揮されたレースでした。

そして日本勢は実は今シーズンのランキングで、渕瀬選手が7位、
川崎選手が8位としかも1〜6位はロシアの選手で占められていたので
国別では2位というレベルの大会位置で望むこととなりました。

前半は川崎選手が10kmまでは5位集団で競っており、渕瀬選手はそこから遅れて14位前後で終盤へ。
その後、川崎選手が失格しました。15kmで渕瀬選手が9位まで上がり、
17kmで5位の選手が失格して8位に上がり、さらに一人抜いて7位でフィニッシュ!
女子競歩としては五輪・世界陸上通じて初の入賞となりました。

1.オルガ・カニスキナ(ロシア)1:28:09
2.オリーブ・ローネイン(アイルランド)1:28:58
3.劉 虹(中国)1:29:10
7.渕瀬 真寿美(日本)1:31:15
12.大利 久美(日本)1:33:05
失格.川崎 真裕美(日本)

世界陸上初参加の大利選手も終始安定したペースで12位と健闘しました。
7位入賞したとはいえ、このレースも日本での放送はありませんでした。
しかも、男子100mの影に隠れ、放送局の公式サイトにすら入賞の情報がなく、他種目の予選落ちの方が大きく取り上げられていたり。
しかし、競歩界にとっては今後の発展と強化に大きな第一歩。
これで、世界陸上では男女3種目すべてで入賞者を輩出することとなりました。

次は21日(金)男子50kmです。山崎選手の順位はその他の日本選手の入賞は?今のところ生中継の予定は無いそうです。
テレビ局に批判が殺到するような、衝撃的結果を期待します。
posted by WWR at 19:48| Comment(1) | 海外大会

2009年08月15日

ベルリン世界陸上男子20km競歩

世界陸上ベルリン大会が始まりました。

今大会競歩種目はスタジアムスタートゴールではなく
ベルリンの象徴でもあるブランデンブルク門を発着点とする
往復2kmの直線周回コースのみで行なわれることとなりました。

その最初の決勝種目となった男子20km競歩は
北京五輪優勝のボロチン(ロシア)が力の差を見せつけ金メダル獲得でした。
中国の王が男子競歩としては五輪・世界陸上通じてアジア人として初のメダル獲得となりました。
今シーズン国際競歩チャレンジでも好調だった王、ここでも強さを見せました。16kmまでボロチンと競り合いました。

日本勢は森岡選手が前回と同じく11位と健闘。
前半20位前後から追い上げて自己ベストに約30秒遅れに留める11位でした。

1.ワレリー・ボロチン(ロシア)1:18:41
2.王浩(中国)1:19:06
3.エデル・サンチェス(メキシコ)1:19:22
11.森岡 紘一朗(日本)1:21:48
30.藤澤 勇(日本)1:25:12
42.鈴木 雄介(日本)1:30:21
(出場50名 完歩45名 失格2名 途中棄権3名)

その他、アテネ五輪の優勝者のブルネッティ(イタリア)は
10km過ぎに遅れると途中棄権、
前回大阪で2位だったフェルナンデス(スペイン)も50kmに備えて途中で棄権しました。
posted by WWR at 23:29| Comment(0) | 海外大会