2011年09月03日

世界陸上男子50km競歩

今朝の50km競歩いかがでしたか?
マラソンより長い種目があったことに驚いた方、
おそらく初めて見た方も多かったことと思います。
トップを進んでいた選手が失格や途中棄権でいなくなったり、
一番は日本選手の活躍でしょう。
森岡選手の入賞はもちろんすばらしいことですが
3選手とも3時間50分を切ってベスト10、マラソンに取って代わりそうな勢いです。

レースの方は、ディニズが予想通りスタートから逃げを打ったものの
まさかあれで取られるとは思っていませんでした。
4年ぶりに復活したディークスも、もともと太ももに故障を抱えていて
怪我が再発したか、暑さで足が攣ってしまったのか。
結局、序盤先頭集団にいた選手で上位に入った選手が大変すくなかったのも
50km競歩の特徴が現れた感じですね。

また、25人完歩、失格12人、6人が途中棄権と失格は審判に止められるわけですので
自分でレースをあきらめたのはわずか6人。
50kmはマラソンに比べてレースの数も少なく、各国選手権参加者は数名とか
国外のレースへ行って標準切ってくれという国もあるほどで
選手たちはひとつひとつの50kmレースを大事にあきらめない、そんなことが現れた途中棄権者の数だったと思います。

今大会の競歩は前回に続いてロシア勢が圧倒的な強さを見せました。
そんな中、日本中国韓国のアジア勢の活躍も目立ちました。
50kmではトップ10の中で6人がアジア勢でした。
むしろヨーロッパ勢は金銀の2人だけ。
韓国はほかの種目で入賞すらなかった中、競歩2種目で入賞。

そういえば、ディニズやディークス、スペインの選手が喪章をつけていました。
複数の国の選手がつけていたということは、有力の競歩選手になにかあったのでしょうか?


この放送を見たということで、競歩の普及していくことを願ってやみません。
何より放送は普及の大きな一歩になります。
大阪ではネガティブな面で話題になってしまいましたが、
今回は過酷さと日本勢の活躍で前回とは違った形で
受け入れられました。
posted by WWR at 23:40| Comment(1) | 海外大会

2011年09月02日

世界陸上男子50km競歩 展望

世界陸上もあと2日。
明日は男子50km競歩です。

日本からは森岡、谷井、荒井の3選手が出場。3選手ともまだ20代ということで
これからも楽しみですし、一番は森岡選手。前回の50kmは18位、
20kmでは10番前後の実績を残し、今回は50km一本に絞ってきました。
スペインのガルシアあたりにぴったりついていけば
後半追い上げて結構上位入賞の可能性もあります。

海外選手ではフランスのヨアン・ディニズに注目しています。
ヨーロッパ選手権は06年、昨年と2連覇。
とくに06年はまったくの無名選手ながら優勝を果たし、
翌年の大阪では2位入り実力を証明しました。
北京五輪、ベルリン世界陸上では振るいませんでしたが
昨年のヨーロッパ選手権はスタート直後から飛び出しそのまま50kmを逃げ切りました。
さらに今年はトラックを125週する50000m競歩で17年ぶりの更新となる、
3時間35分27秒2の世界記録をマークしました。この記録はロードの50kmでも世界歴代2位に相当します。

そのほかでは今年のヨーロッパカップを取った、ロシアのニジェゴロドフ。
この種目の世界記録保持者でアテネ五輪2位、北京五輪3位と安定した成績を残しています。
同じロシアからは前回優勝のキリジャプキンが3度目の優勝を目指します。

この2年間で急成長しているのが、スロバキアのトスでしょう。
09年に20kmから距離を伸ばして、いきなり3時間41分台をマーク。
昨年のワールドカップを制し、今年は3時間39分台をマークしました。

93年大会41歳のガルシア(スペイン)も健在。
メキシコのナバにも期待。

そして、オーストラリアからは大阪の優勝者ディークスが大阪大会以来
4年ぶりの復帰を果たします。大阪以後、故障に泣き3年間を棒に振りました。
さらには北京五輪2位のタレント、前回6位のアダムスも上位候補です。


明日は台風が通過するということで、自宅におられる方も多いことでしょう。
ぜひマラソンよりも長いこの種目を観ていただきたいですね。
そういえば91東京大会も台風でした。
posted by WWR at 23:26| Comment(0) | 海外大会